The Heart of the Buddha's Teaching: Transforming Suffering into Peace, Joy, and Liberation

内容は、ハン老師の他の著作と略同じ教えが繰り返されている。 しかし、自分自身を、同じ教えを読みながら見つめなおすことができる。たとえ通勤電車の中でも、瞑想の中に入り込んだり、あるいは、外界を見つめる自分自身の心の動きを客観的に眺めて、諫めてみたり、不思議な世界に導いてくれる本だ。英語は平易、時々漢字の意味を改めて考えさせてくれたりして、感じ入ったりする。 「念」今の心と分解して解説されると、目から鱗というような楽しみもある。

両親を早く失った事で出会った仏教は葬式仏教であり、意味の分からないお経を毎月聞かされてはお布施することに疑問を覚え、初めて手にしたのが瀬戸内寂聴さんの仏教解説本。そこから仏教への興味が湧きだし、中村元先生、友松円諦先生（ライフワークの少林寺拳法の関連書籍）、紀野一義先生の本を読み漁り、その後に語学学習を兼ねて鈴木俊隆師の著作を経てティクナットハン師に巡り会いました。ティクナットハン師の著作は何よりも理論的で、ようやく無常と無我が理解できたように思います。また師の著作は人間愛に溢れていて読み返す度に優しい気持ちになれます。師の他の著作と合わせて大切な座右の書の一つとなりました。合掌

仏陀の教えが、Thich Nhat Hanhによってわかりやすく解説されています。多くの部分を日常生活に生かすことが可能だし、日常生活に生かさなければ、貴重な教えも、言葉の羅列に過ぎません。教えをいかに日々の生活に生かし、豊かに生きるか。それはあなた次第。

Very good. I think it's good for beginners to get the basic idea of the messages and practices of buddhism.